子どもたちの危険を未然に防ぐ
日野市の防犯対策事情

各自治体での防犯対策は、地域に合わせた特色があります。日野市では昨年、健全な街づくりの発展することを目的に高幡不動駅前商店街暴力団等排除協議会を設置しました。また、市と日野警察署、日野消防署の連携による「安全安心まちづくり合同キャンペーン(防犯・防災)」を定期的に開催し、「安全安心なまち日野」を実現する活動に取り組んでいます。特に子育てに力を注ぐ市では、子どもたちへの防犯対策にも尽力しています。

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愛犬といっしょに子どもたちや地域を見守る

日野市ならではの子どもたちや地域の防犯対策は、「日野市わんわんパトロール防犯」が有名です。市指定のわんわんパトロール用ジャンパーや腕章を着用した皆さんがボランティアとして活躍しています。活動内容としては、愛犬と散歩しながらの無理のない範囲での見守りやパトロール。具体的には、登下校時の見守りや声かけによって、子どもたちの安全を確保しています。また、地域にある危険な場所や補修が必要な箇所、壁のいたずら書きなどもチェックし、地域の安心・安全にも貢献しています。
こうした活動に賛同いただけるボランティアも随時募集しているそうです。特別な資格は必要ないそうですが、下記の3点を備える必要があります。

・自主的な防犯活動を継続して実施すること
・営利を目的としないこと
・市内を活動範囲とし、市内に在住、在勤又は在学する満19歳以上の方

子どもたちの安全を願うばかりでなく、実際に子どもたちと触れ合いながら、地域貢献活動ができるのは、地域に馴染むための絶好のチャンスかもしれません。愛犬という強い味方もいるので、取り組みやすいですね。興味のある方は、市役所の総務部防災安全課に問い合わせしてみてください。

パトロールで犯罪を寄せつけない街づくり

続いて「市内安全パトロール」。警察官OBが青パト車で、学校や児童館などの子ども関連施設をはじめ、通学路や公園、駅周辺などを中心に市内全域を巡回する活動です。防犯パトロール活動中の方々とも地域の状況などについて情報を共有し、協力しながら地域の安全と安心に取り組んでいます。また、防犯活動に対するアドバイスも行い、街が一体となって防犯対策を実施しています。さらに市民の方々とのコミュニケーションを大事にし、犯罪を犯さない、寄せつけない環境づくりにも注力しています。子どもたちの通学路などに投棄されたゴミや、生活安全上改善が必要な場所にも対応する心強いパトロール隊です。

最後は「こどもを守るネットワーク」事業について。「こどもを守るネットワークシール」を貼った参加企業の車両で、子どもの一時保護などを行っています。これは、子どもたちを犯罪から守ることが目的です。彼らが保護を求めてきたり、挙動不審者や車と出会っていたりなどした場合に、一時的に子どもたち保護し危険を防ぐ事業です。また、犯罪抑止と防犯意識の向上に向けて「安全パトロール実施中」と書かれたマグネットシートを貼って走行しています。

これらの防犯対策では、犯罪が未然に防止されることが何よりも大事と考えられています。市が主導して行っていますが、市民の皆さんの協力を得ることで対策はパワーアップします。住む人一人ひとりが、子どもたちや地域に注意を向け、みんなで安全と安心の街を築くことも大切ですね。