大自然に生きる動物たちをありのままに展示! 日野市の宝 多摩動物公園の魅力

「日野といえば、なに?」という質問をしたら、多くの人が「多摩動物公園!」と答えるのではないでしょうか。それほど全国的にも知られた存在である「多摩動物公園」。1958年のこどもの日に開園したこの動物園には、約320種22,000点(2014年7月末現在)の動物と昆虫が展示され、年間約104万人(2014年)の人が訪れています。日野を代表する人気スポット「多摩動物公園」の魅力を探ってみましょう。

多摩動物公園

動物が暮らす自然の中へ飛び込むような疑似体験

多摩動物公園は、京王線、多摩都市モノレール「多摩動物公園」駅から徒歩約1分の場所にある動物園です。開園当初は恩賜上野動物園の分園という形でしたが、“本家”である上野動物園よりも敷地は約4倍広く、東京ドーム約13個分(約60ヘクタール)。その広さを生かして、動物たちが自由に動く様子を見せることを目指した展示方法が特徴です。

その最たる例がライオンバス。園内に車を乗り入れて動物たちを見る方式は、1966年にイギリスのロングリートで誕生したと言われていますが、そのオリジナルはライオンが放し飼いにされた敷地に見学用のバスを運行した多摩動物公園です。観客が檻の中の動物を見るのではなく、観客が檻の中に入って動物を見るという逆転の発想は、1964年、いまから50年以上前にここから始まりました。そのアイデアはヨーロッパで規模を拡大し、1970年年代に日本に逆輸入されたのです。
残念ながら現在は建物の耐震工事のためライオンバスは休止中。(再開時期未定)

動物のありのままの姿にこだわる多摩動物公園の姿勢は、園内のいたるところで感じ取れます。ライオン・キリン・シマウマ・アフリカゾウ・チンパンジーなどの動物は、それぞれの広いエリアの中で群れのルールのもとで暮らしています。
ジャングルの木の上で暮らすオランウータンの生態を見せるためのアトラクションとして行われている「スカイウォーク」も大人気。放飼場同士をタワーとワイヤーロープで結び、その間約150mの空中をオランウータンが伝って歩くというものです。冬季以外は毎日開催。運が良ければ、背中に赤ちゃんをおんぶした親子の姿も見ることができます。

ここは外せない! 多摩動物公園を楽しむ攻略法

これまでの内容で興味を持たれた方は、ぜひ週末にご家族で足を運んでみてください。その際に役に立つ「攻略法」をご紹介しましょう。

まずはアクセス。多摩動物公園には公式の駐車場がありません。電車での来園がオススメですが、車の場合は近隣の民間駐車場を利用することになります。一番近いのは動物園横の「京王リテールサービス駐車場」。料金は他より少し高めですが、動物園まで徒歩約1分ほどで到着、近くにはギフトショップや「平山城址公園」「京王れーるランド」などの施設もあるので、多摩動物公園周辺も含めて楽しみたいという方にはオススメです。ただし週末は混み合いますので、なるべく開園前に着くように。

園内はアジア園・アフリカ園・オーストラリア園・昆虫園と4つに分かれており、それぞれに魅力があるのですべてを回るのが理想的。…とはいうものの、なにせ広大な敷地ですから、事前に特に人気がある展示を頭にいれておくことも大切です。
オランウータンのスカイウォークはもちろん、モグラの家・キングチーター・コアラ館・モウコノウマの群れ・オオカミの群れ・昆虫園などは多摩動物園ならでは。10頭以上のキリンがシマウマ・シロオリックス・ダチョウと共に放牧されるエリアも圧巻です。

園内には飼育係が担当の動物について時間を決めて説明してくれる「キーパーズトーク」があります。所要時間は約10~15分ほど。その動物の飼育施設の前で行われます。チンパンジーやキリンのキーパーズトークは毎日、土日祝日には日替わりでいろいろな動物の話が聞けます。これもぜひ利用しましょう。

園内での食事ですが、アフリカ園のレストランと入口近くにズーカフェがあります。しかし週末は混んでいるので、お弁当を持参するのも良いかと思います。園内のベンチや芝生にレジャーシートを敷いて、ピクニック気分で楽しんでみてはいかがでしょう。

いかがでしたか。日野にいながら、アフリカやアジア、オーストラリアの大自然で生きる動物たちのありのままの姿を間近で観察できる多摩動物公園。
こんな施設が市内にあるというのも、日野市民の大きな特権といえるかもしれません。
ぜひ一度足を運んでみて下さい!!