新選組のふるさと「日野市」
盛大なお祭りがまもなくスタート!

みなさん、ご存知でしたか? 日野市は、江戸時代末期に旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った組織「新選組」とゆかりの深い街。それは、新選組副長の土方歳三や六番隊長の井上源三郎などの出身地だからです。そのため、こうした各志士や新選組関係の資料館も数多くあります。さらに毎年5月には「ひの新選組まつり」を開催。街全体が盛大に盛り上がる2日間です。今回は、日野市の代表的なこのお祭りについてご紹介します。(ご紹介しているイベントには参加費用や事前申し込み等が必要な場合があるので、検討されている方はお早めに!)

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新選組に関連した多数のイベントが魅力

今年は5月13日(土)・14日(日)に開催される「ひの新選組まつり」。今年で20回目を迎えます。日野市最大の催事ともいえる祭りは、日野市出身の新選組副長・土方歳三の命日(5月11日)に合わせて毎年5月の第2土曜日と日曜日の2日間に渡って行われます。会場は日野駅周辺や高幡不動尊など。メインイベントは2日目の午前と午後に出陣する新選組隊士パレードです。全国の隊士が日野に集結し行進。その姿は、当時の風情や士気を感じさせ、見る人をトリコにしてしまうほどです。

初日の日野宿甲州街道界隈では、「日野宿」の歴史を訪ねながら「ドデカスタンプ」を押して巡る「スタンプラリーin日野宿」、八坂神社では近藤勇と井上源三郎の子孫が伝える天然理心流勇武館などの演武と「武道体験」を開催。体験はどなたでも参加できるそうです。そして夜には、この日のために書き下ろされた「新選組朗読劇 【鈴便り?玉響(たまゆら)の再会?】」の公演が行われます。さらに、近藤勇や土方歳三らが150数年前歩いた道を、新選組隊士となって散策する「日野宿隊服散策」、天然理心流の木刀を使って「体幹」を整える技が伝授される「刀術エクササイズ」も開催されます。

日野煉瓦ホールでは「殺陣パフォーマンス」やさくらさくらカンパニーの舞台が行われ、高幡会場では「土方歳三の恋人・高幡不動きものクイーンコンテスト」「新選組隊士コンテスト」が開催されます。また、高幡不動尊や周辺商店会の協力店では、隊士衣装及び和装のお客様にサービスが用意されているそうです。初日だけでも1日ではすべてを楽しむことが難しいほど、内容が盛りだくさんですね。

市内には新選組関連の資料館が点在

日野市には新選組に関連した資料館がいくつかあります。1番新しいスポット「日野市新選組ふるさと歴史館」。新選組史料を集めた常設展をはじめ、さまざまな企画展が催されています。現在の企画展は「描かれた新選組IV~「キャラクター」と人間関係の移り変わり~」です。

「日野宿本陣」は、都内で唯一残る江戸時代に建てられた本陣建物。幕末に佐藤彦五郎が本陣兼自宅として使用し、道場を構えた場所でもあります。その道場に入門してきたのが近藤勇、沖田総司。彼らの息吹を感じる本陣の中を見ることができます。

また、志士の資料館も点在しています。「土方歳三資料館」では、土方氏の生家に伝わった遺品や史料などを公開。同じく「井上源三郎資料館」でも井上家に関わる歴史的史料を公開し、5月には刀剣の限定公開などがあります。「佐藤彦五郎新選組資料館」でも同様に、佐藤彦五郎関連の資料や、道場で育った新撰組の資料が展示されるなど、各志士の貴重な史料を見ることができるファンにはたまらない場所です。子孫など個人の方が公開しているそうなので、事前に開館日を調べてから訪れてくださいね。

新選組に関連した多彩なイベントが用意されているので、スケジュールを立ててお祭りに参加することをおすすめします。また、お祭りを存分に楽しめるよう、その前に各資料館で歴史を知ってから、お祭りに参加してもいいですね。